【北京オリンピック】スケート好きスタッフの感想2

【北京オリンピック】スケート好きスタッフの感想2

ハウスインハウス松本店のSUNRISEです!

北京オリンピック男子シングルの続きです。

●銅メダル:宇野昌磨:日本24歳
前回の平昌オリンピックの銀メダルと連続のメダル受賞となりましたが
この4年間ずっと調子がよかったわけではありません。

平昌がおわってから子供の頃からの山田満知子コーチ(伊藤みどり、浅田真央さんを育てた名コーチ)の元を離れます。
1年間コーチが決まらず、成績も落ちてしまいます。キスクラも一人ぼっち。見ていて痛々しい時もありました。

そこへ!

トリノオリンピックメダリストの「ステファンランビエール」がコーチにつきます。
コーチが変わるとジャンプなど調子が良くなるまでに3年ほど時間がかかります。
宇野選手も2シーズンはジャンプの乱れがあり、世界選手権の表彰台からも遠ざかります。
もう、宇野選手はこのまま消えてしまうのだろうか・・・と心配していました。

しかし!!

このオリンピックシーズンに努力が開花!(実は靴のおかげが7割だということですが)
質の良いジャンプをバンバン決めて、宇野昌磨カムバック!!
ジャンプに加えて、ランビエールコーチ直伝の表現力もつき銅メダルという成績でした。

インタビューでは「ネイサンチェン」という目標、後輩である鍵山優真くんに「置いていかれないよう、尊敬される先輩でいたい」
という気持ちでここまで頑張れたというこでした。


●4位:羽生結弦(日本:27歳)
「前人未到の4A(クワッドアクセル)」
アクセルジャンプは他の5つのジャンプより半回転多いので4回転ジャンプではなく4.5回転ジャンプです。

平昌オリンピックを終えてから時々、試合以外で跳んでいた4アクセル。
12月の全日本で挑戦した4A、それらの中でこの北京オリンピックの本番が一番惜しく成功に近いジャンプでした!
練習含めて1度も飛べていないジャンプ、成功率は数パーセントだと思っていました。
それが両足着氷ではなく、片足で着氷したこと!回転不足を取られず「4回転アクセル」として点数表に反映されたことはすごいです!偉業!

羽生さんの試合を何度か観戦したことがありますが
6分間練習など他の選手と同時に滑っているときは
「ジャンプの高さ」「軸の細さ」「回転の速さ」のレベルが違います! (TVで見ると違いが分かりづらいのですが)
「彼だけ人間じゃないのかな・・・」と真剣に感じるほど。

IMG-1950.jpg

もし4アクセルではなく4ループや4ルッツを安定に跳ぶ事を選んで質の高いジャンプを跳んでいれば今回もメダルもが取れていたかもしれない.. というのは本人ももちろん分かっていたのでしょうが
「誰も跳んだことのない4アクセル」に挑戦し続けたのでした。

IMG-1952.jpg
(写真は2015年NHK杯にて。初めての300点越えを目撃しました)

あと少しで跳べそうなのですが!
北京に向けての挑戦だったので今後も続けていく気持ちがあるのか。かなりしんどいのかなと想像できます。
オリンピック金メダル2連覇をとった後も高い目標を持ち続けた羽生選手はすごいです!


2位から4位までが日本人だったという、過去最高の成績となりました。
今後も現在ジュニアの4回転ジャンパー三浦佳生選手(16歳)や、佐藤駿選手(18歳)が控えています。
最強日本男子の活躍はまだまだ続きます!

いや、世界中のスケーターの活躍を楽しみにしています。

ちなみに私の好きな選手はジェイソンブラウン(アメリカ)です!
フリーの「シンドラーのリスト」4回転はありませんでしたが、素晴らしかったです。
平昌オリンピックの出場を逃しましたが、彼もコーチを変えて努力して戻ってきました。
あと心に残ったのは韓国のチャ・ジュナンのイナバウアーの美しさでした!

美しいものを見ると心が豊かになりますね。


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